前問の隣り合う文字の確率問題には2つの解き方がありました。1つは余事象を使う方法、もう1つはAの文字の位置を決めてから、B、C以外の文字がくる場合を考える方法でした。
前者の方法はコツコツとやることにより簡単に解ける問題でしたが、ダブルカウントという見落としがちな落とし穴がありました。
後者の方法はスマートな解き方でしたが、その発想を思いつくまでがキーとなるポイントでした。
さて、アープ社のウエブサイト納品数が1000に達したのと、当連載の完結を記念して、今度、「どう変わる インターネット社会」と題する講演会を開くことになりました。
宇宙に1080ほど存在するとされる原子の数と比べて、その指し手が10360もある囲碁。だから永遠にコンピューターは人間には勝てないだろうとされてきた囲碁の世界で、人工知能が世界チャンピオンに4勝1 敗で勝利したのは昨年の3月ことです。
2017年1月のダボス会議・経済フォーラムにおいて話題の中心はIoT・AI・ビッグデータによる第4次産業革命でした。
あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」、そこで作り出される 「ビッグデータ」、「人工知能(AI)・ディープラーニング」による自己学習で完全自動化を始める機械やロボット。
「熟したトマトを収穫せよ」とロボットに目的を与えれば、ロボットは現場に行き、熟したトマトだけを収穫して農作業は完了。
これが「IoT」と「人工知能」を使った分かり易い例で、その実現はすぐそこまで来ています。すなわち、これから全く新しい職場、新しい仕事も生まれる一方で、今のままでは仕事がなくなるという職場もたくさん出てくるということです。
「銀行の支店もそのうち無くなる」とは、麻生財務大臣がフィンテック・サミットで語った言葉です。
100年に一度あるかどうかという激変の時代が、まさに始まろうとしており、立場によっては、日本産業や各企業、あるいは各個人にとってのビッグチャンスでもあり、一方、心しておかなければならないことでもあります。
スマホがこの世に出て、たった6年目の2013年、昼間の電車の中ですでに10人に9人までがスマホを操作していました。
インターネットがこの世に生まれて、たったの 20年。このような現実をみれば、これからの激変を容易に想像できると思います。
これからの日本産業界、御社、そして皆さまのさらなる発展を心から願って、インターネット社会における今日までの詳しい経緯、ならびにこれから予想される生活変化の解説とともに、皆さまの生活や職場にも確実に大きな影響を及ぼすとされる、来たるべき激変時代をどのようにして迎え、どううまく波に乗っていけばいいのか、梶谷が各界からお墨付きをもらっている、半世紀にわたって調べあげてきた多くの偉大な先人や内外第一人者の資質や知恵を活かした地頭力も参考にしながら話を進めます。
内容はあくまでも机上論ではなく、135枚のスライドと15本のビデオを駆使し、実例に基づくものばかりで、丁寧にご説明致します。
【日 時】 | 5月15日 講演 13:30~16:00(13:00開幕) |
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懇親会 17:00~(人数に制限あり) | |
【場 所】 | 中央区立日本橋公会堂 2階第4洋室 〒103-8360 中央区日本橋蛎殻町一丁目31番1号 |
【参 加】 | 無料 |
【対象者】 | 明日のインターネット社会を詳しく知りたい方 関心のある方 |
経営者・会社員・一般・学生 | |
【申込み】 申込み締切り 2017年4月28日(金) 事前申込み必要・先着順 下記までお早めにお申込みください。 メール:kouenkai@arp-nt.co.jpまたはFAX:03-5652-3410 会社名・お名前・Emailアドレス・電話番号・参加人数をご記入ください お問合せ:株式会社あーぷ TEL:03-3666-0405担当:田中正義 平日 9:00 ~ 18:00 |
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それでは今号の設問に入ります。